埼玉県熊谷市のインテリアショップ、たなかじま家具店で、モノ・モノと匠工芸による合同企画展「日本人の食卓を考える~低座ダイニングのすすめ~」を開催します。低座の暮らしのよさを伝えるギャラリートークも同時開催します。2社がいち押しする低座ダイニングの座り心地を体験してみてください。
代表からのメッセージ
「低座ダイニング」って何?
日本人の身体、靴を脱いで暮らす日本人の暮らしに合った少し低めのダイニングテーブルと椅子。だから「ほっこり落ち着き」「しっくり馴染む」のです。
一般的なダイニングテーブルに合わせた椅子の寸法は、日本人の体格や、生活スタイルに高さが合っていないことが理由で、「足が床につかなくて落ち着かない」「長時間座ってると疲れる」といった声をよく聞きます。
また年齢を重ねるに伴い、床に座る姿勢や、立ち上がる時の身体の負担が大きくつらくなっていきます。だからこそ「食べる」「くつろぐ」「作業する」などを一脚の椅子で完結できる、座面が低くて、大きく疲れない椅子が「低座の椅子」。それに合わせた低めのテーブルが日本式の生活にベストマッチします。
「一椅多用」の暮らしにすると、家具は少なくてすむ。
一脚の椅子を様々なシーンで使うからこそ、少ない家具でリビングとダイニングも区分けせず一つの空間でのびのびできる。そんな『心地よい暮らし』が生まれる家具を、たなかじま家具店は永く使っていただきたいと考えています。
たなかじま家具店女将 田中島あい子
作り手在店日
4月30日(日)午後 菅村大全(モノ・モノ)、笠原嘉人(家具デザイナー)、新倉遼(匠工芸)、松岡智之(プロダクトデザイナー)
5月21日(日)午後 菅村大全(モノ・モノ)
期間中のイベント
会期中、以下の連動イベントを開催します。お申込みやお問合せは、店舗へ直接おたずねください。
ギャラリートーク
「家具は身体と暮らしで選ぼう」という秋岡芳夫の提言にもとづき、食卓と椅子のあり方を「日本人の身体」「食事」「住まい方」という3つの視点で考えます。来場者には写真の文庫本を進呈します(先着8名様限定)。
「暮らしのリ・デザイン~日本人に適した食卓の形~」
日時:4月30日(日)10:30~12:00 定員8名程度(予約制)
語り:菅村大全(モノ・モノ)、笠原嘉人(家具デザイナー)、松岡智之(プロダクトデザイナー)
開催場所
埼玉県熊谷市広瀬490-1
秩父鉄道「ひろせ野鳥の森駅」から徒歩8分・駐車場完備