宮城県仙台市のインテリアショップ、くらし座で、モノ・モノと日進木工による合同企画展「日本人の食卓考~デザインの領域を超えて~」を開催します。低座の暮らしのよさを伝えるギャラリートークも同時開催します。2社がいち押しする低座ダイニングの座り心地を体験してみてください。
代表からのメッセージ
普段の生活を快適で過ごした時間は心と体の健康を育みます。今回は日本の風土や生活様式、体格や住宅事情など、時代の変化に対応した食卓周りについてフレキシブルに再考する企画展です。
デンマークデザインの影響を受けながらも日本の風土に適した独自性を持ち、デザイン力と技術力とが抜きんでた日進木工(高山市)。単なる工業デザインに留まらず、日本の生活デザインの質向上や地域の街づくりなど関係性をデザインすることによって、戦後多大なる貢献をした秋岡芳夫氏。氏が創設し、今もその志を引き継ぎ活動しているモノ・モノ(東京)。両社と当店との出会いが、今回この企画展を実現させました。
方法論はそれぞれですがどちらも目指す頂点には同じ「快適な暮らしを!」という熱を帯びた旗がはためいています。今回は「低座ダイニング」というキーワードによるこの2社からの提案を「工業意匠」「社会学」「人体構造学」など、くらし座らしいアプローチから、この企画展を楽しくわかりやすく彩ります。一人でも多くの皆様の生活デザインに役立てて頂ければ幸いです。皆様のご来場をお待ちしております。
くらし座代表 大村正
作り手在店日
4月7日(金)午後 矢島浩(日進木工)、松岡智之(プロダクトデザイナー)
4月8日(土)午前 矢島浩(日進木工)
4月9日(日)午後 菅村大全(モノ・モノ)
期間中のイベント
会期中、以下の連動イベントを開催します。お申込みやお問合せは、店舗へ直接おたずねください。
ギャラリートーク
デザイナーの立場で、いち早く消費社会へ警鐘をならした秋岡芳夫。彼が残した数多くのメッセージの中から、身体尺度(ヒューマンスケール)にもとづいたモノ選びの仕方をご紹介します。来場者には写真の文庫本を進呈します(先着10名様)。
「秋岡芳夫流 暮らしのリ・デザイン~ハンドショッピングのすすめ」
日時:4月9日(日)11:00~12:30 定員10名(予約制)
語り:菅村大全(グループモノ・モノ主宰)
開催場所
宮城県仙台市青葉区本町二丁目19-9 クリスタルパレス本町ビル東3F
地下鉄・南北線勾当台公園駅・徒歩5分 駐車場なし