工業デザイナー、秋岡芳夫が唱える〝一机多用〟の考えを忠実に反映した 「モノ・モノの低座椅子」の体験会を開催します。低座の暮らしのよさを伝えるギャラリートークや、スツール作りのワークショップなどの関連イベントも同時開催します。低座ダイニングの心地よさをこの機会にぜひお試しください。
店主からのメッセージ
おかや木芸は、1952年に材木店として創業し、現在は銘木の「黒柿」を材料にした木工芸品の製造・販売を行っており、出雲市内に直営ショップをかまえております。
ショップでは弊社のオリジナル製品はもとより、各地の作り手による木工芸品やクラフト作品も取り扱っており、親子孫3代にわたってご贔屓いただいている地元のお客様も少なくありません。
工業デザイナーの秋岡芳夫さんが生活デザイン運動の拠点とされたモノ・モノとは、かれこれ35年来のお付き合いがあり、低座の椅子の体験会については昨年に続き、2度目の開催となります。
私たちも木の椅子を製造していますが、本当に座り心地のよい椅子を作るのは難しいものだと痛感しています。あるとき、松江市の整形外科の先生が当店にお越しになり、「椅子は身体の延長なんだよ」といわれ、はっとさせられました。
身体をあずけ、心身ともにリラックスできる椅子ともし出会うことができれば、その人生にとってかけがえのない価値となります。日々使う暮らしの道具こそ、大切にしたいものです。
インターネットのおかげで、たくさんの椅子を「見る」ことはできるようになりましたが、「感じる」ことは未だできません。ぜひ当店へご来店いただき、「モノ・モノの低座椅子」の座り心地をぜひお試しください。
おかや木芸店主 岡順子
期間中のイベント
会期中、以下の連動イベントを開催します。お申込みやお問合せは、店舗へ直接おたずねください。
ギャラリートーク
消費社会にいち早く警鐘を鳴らし、生活文化の見直しを説いた工業デザイナー、秋岡芳夫。彼の著作『新和風のすすめ』から住まいや家具に関するメッセージを、モノ・モノ主宰の菅村大全が紹介します。来場者には写真の文庫本をもれなく進呈します。
~秋岡芳夫が唱える「一机多用」の暮らしとは~
1月21日(土)14:00~14:45 定員8名(予約制)
※本イベントは定員に達しました。キャンセル待ち予約を受付中です。
木工ワークショップ
秋岡芳夫らKAKデザイングループが1953年にデザインしたDIY家具の2WAYスツール。置き方によって高さが変わりサイドテーブルにもなるこのスツールを、ノコギリで1本で作り上げる本格ワークショップです。 杉でつくる家具公式インストラクターの大沼勇樹さんが講師をつとめます。
・「杉でつくる家具」公式サイト
杉とノコギリで2WAYスツールを作ろう
1月22日(日)10:30~16:00
定員8名(予約制) 参加費11,000円(税込)
※ただいまキャンセル待ち予約を受付中です。
開催場所
島根県出雲市斐川町直江4844‑1
駐車場完備(30台)、JR直江駅から徒歩20分・タクシー5分。出雲空港からタクシー10分