岡山市の家具店「プラスアルファ」で、モノ・モノの低座椅子をテーマとした企画展「新和風のすすめ」が開催されます。期間中は、秋岡芳夫の「男の椅子」をはじめ、モノ・モノの家具が全点展示されます。近くにお住まいの方は、この機会に低座ダイニングの居心地のよさをぜひ体験してみてください。
店主からのメッセージ
弊店は「住まいの椅子」を専門に国内外の製品を取り扱ってまいりました。椅子は、私たちの体をのせるだけではなく、姿勢(しかも体は常に動いています)を支える生活の道具であると考えます。
座って何をするのか、そこでどんな状態になりたいか…それによって適した椅子も変わります。自分が本当に求めている椅子に出会えたら、すごくハッピーです!
椅子選びでは、目で確かめることはもとより、特に体で選んでくださいというのが当店のモットーです。楽しく椅子選びのお手伝いをさせていただきたいと思います。
この度の体験会は秋岡芳夫さんの言葉にある、「一机多用(いっきたよう)なテーブルと、一椅多用(いっきたよう)な椅子を組み合わせて使うことで、食事・団らん・お客・一杯・書きものすべてが一つで間に合います」という言葉を、皆様に実感していただける絶好の機会です。
リビングにもダイニングにも兼用でき、部屋がぐんと広くなります。そんな低座ダイニングの心地よさをぜひご体験ください。ギャラリートーク、ワークショップへのご参加もお待ち申し上げます。
住まいの椅子専門店 プラスアルファ店主 小橋一夫
(イベント告知PDF[365MB])
期間中のイベント
会期中、以下の連動イベントを開催します。お申込みやお問合せは、店舗へ直接おたずねください。
ギャラリートーク
工業化社会にいち早く警鐘を鳴らし、生活文化の見直しを説いた工業デザイナー、秋岡芳夫。彼の最晩年の著作から住まいや家具に関する言葉をご紹介します。また、低座椅子の生まれた背景についてもお話しします。来場者には写真の文庫本をもれなく進呈します。
『新和風のすすめ』復刊記念トークイベント
~秋岡芳夫が唱える「一机多用」の暮らし~
※満席となりました。現在キャンセル待ちの受付中です。
4月4日(日)14:00~15:30 定員10名程度(予約制/申し込み多数の場合は抽選)
参加費:無料(参加全員に書籍「新和風のすすめ」を進呈します)
講師:菅村大全(モノ・モノ主宰)、笠原嘉人(家具デザイナー)
※新型コロナウイルスの拡大状況によって、中止となることがあります。
木工ワークショップ
高さ15cmの小さな椅子を組み立てます。フレームが完成したら、オイルを塗り、カラーリボンを使って座面を編み込みます。完成した椅子はお子さんの人形遊びやスマートフォンスタンドとして使えます。材料は埼玉さんのコナラを使用します。広葉樹や椅子にまつわる話もあり、木の家具の背景を学ぶことができます。
雑木林の木でつくる「ミニチュア椅子」
4月4日(日) 10:00~12:00
定員各回4名(予約制・18歳以上限定) 参加費4,400円(税込)
※新型コロナウイルスの拡大状況によって、中止となることがあります。
開催場所
岡山県岡山市北区丸の内1-14-12 プラスアルファ
岡山電軌東山線・県庁通り駅より徒歩1分