いとよしでは、日本の年中行事を楽しむワークショプを月ごとに開催しています。知っているようで実はよく知らない行事も、その由来は知るほどに深く、日本の根っこをたどるよう。節目に願いを込めて手を動かすことは、楽しくもあり清々しくもあり「日本っていいな」と改めて気づく瞬間でもあります。
七夕まつりワークショップ内容
なじみ深い行事でもある七夕まつりですが、古くは技芸の上達を願ったり、夏野菜や麦の収穫を祝うなど、様々な意味合いがあります。今回ワークショップでは、まだ紙が貴重品だった頃に短冊として使っていた梶の葉に願い事を書いていただきます。切り紙で「おるすいさん」などユニークな七夕飾りを作ってギャラリー全体をしつらえて、みなさんで七夕まつりを楽しみます。最後は、直会(なおらい)で季節のお菓子とお茶をいただきます。
いとよしでは、行事をつなげたいとの想いから小学生以上のお子さまも参加可能としております。様々な年代の方がご参加されますので、お一人でもお気軽にお越しください。
講師プロフィール
高橋久子(たかはし・ひさこ)
室礼研究家
造園を学び、環境保全や里山文化の伝承に携わるうち、自然と共生し感謝する日本の伝統行事に魅せられる。「室礼三千」で室礼を学び、「月の会」で旧暦を学ぶ。現在は日本文化興隆財団など様々な場で、室礼を伝える活動を行っている 。
※次回は、9月9日(日)に「気分は和菓子職人-はさみ菊で祝う菊の節供」をモノ・モノで開催します。9月以降のイベント内容は一部変更になる可能性があります。詳しくはホームページへ http://ito-yoshi.com/