北海道常呂郡置戸町の地域ブランド「オケクラフト」。その作り手有志で結成される、オケクラフト展示会グループは、「オケクラフト札幌展」と称したグループ展を、2004年から札幌市内のギャラリーで毎年開催しています。本展は同グループが東京で開催するはじめての展示会で、総勢11名の作り手(木工10名・染色1名)が出品します。会場はオケクラフトの名付け親で、手仕事の復権に尽力したデザイナー、秋岡芳夫が開設した歴史あるスペースです。誕生から35年目を迎えるオケクラフトのいまを、ぜひ中野のモノ・モノでごらんください。
オケクラフトとは・・・
オケクラフトは北海道常呂郡置戸町の地域材を使った木工のブランドの総称。工業デザイナーの秋岡芳夫と、木工デザイナーの時松辰夫が創設に尽力し、1983年に誕生しました。置戸町には木工職人養成制度があり、そこの卒業生が運営する工房が町内に20カ所以上あります。素材はエゾマツやトドマツ、シラカバなどの地元の木材を使い、それぞれの工房が独立してデザインから塗装まで、一貫生産を行っているため、小さな産地でありながら作品ラインナップが多岐にわたるのが特徴です。
オケクラフトのより詳しい情報は置戸町ホームページへ
出展者一覧(50音順)・作家在廊日
クラフト工房 KOCHI/石川順
展示作品木のスプーン
工房 大崎/大崎麻生
展示作品白樺の器
工房 清田/清田雅夫
展示作品白樺の器、箸置き(広葉樹)
工房 くつろ木/佐々木寛之
展示作品白樺の器
在廊日6月3日(日)
Craft & Design wood+/嶋谷裕明
展示作品コーヒーカップ(エゾマツ)
在廊日6月2日(土)、6月3日(日)
工房 夕花野/高田純枝
展示作品曲げ輪の弁当箱(エゾマツ)
Kinoca/長谷川香奈
展示作品ボウル、小鉢(エゾマツ)
在廊日6月15日(金)〜6月17日(日)
木工房 ICHIGO/松本佳悟
展示作品ボウル、プレート皿、椀(エゾマツ)(エゾマツ)
工房スノーグース/宮嶋真木夫
展示作品フォトスタンド、トレイ(広葉樹)
在廊日6月15日(金)〜6月17日(日)
山岡晴美
展示作品草木染めストール
在廊日6月17日(日)
工房 ゆらぎ/吉永秀雄
展示作品ボウル・大皿(広葉樹)
会期中のイベント
会期中に下記のイベントを会場内で開催します。「予約制」となっている催しは、本ページ下部にあるお申込みフォームからご予約をお願いします。
置戸町の木で「木トンボ」を作ろう!(予約制)
木トンボとは、木板を削り出して作る竹トンボのこと。使う道具はカッター、キリ、万力、紙やすり、ロウソクといったってシンプル。親子で参加できます。製作時間は約1時間。早く完成したらさらに1、2点製作できます。木粉がついても大丈夫な服装でお越しください。完成したら近くの公園で飛ばしてみましょう。
対象小学生〜大人 ※小学1〜3年生は保護者同伴でお願いします。
参加費500円(税込・保険代込)
開催日6月3日(日)
1回目 11:30-13:00 定員15名
2回目 13:00-15:00 定員15名
3回目 15:30-17:00 定員15名
※完成後、近くの公園で飛ばします(雨天中止)。
モノ・モノサロン(予約不要)
オケクラフトに初期から関わっている木工職人、宮嶋真木夫さんがゲスト。オケクラフトの成り立ちや、現在の課題、これからのブランド展開などを、皆さまと一緒に考える会です。
木工家志望の方、地域ブランドや地方移住に興味ある方ぜひご参加ください。
参加費無料
開催日6月15日(金)19:30-21:00
オケクラフトで十美さんカレー(先着順・予約不要)
NHK「プロフェッショナルの流儀」に出演した置戸町の元・管理栄養士、佐々木十美(とみ)さん。佐々木さん本人から指導を受けたオケクラフトの作り手が、北海道の食材をふんだんに使い、十美さん流カレーを調理。オケクラフトの器に盛りつけて皆さまに提供します。
参加費800円(税込)先着30名様限定
開催日6月16日(土)11:30-14:30 ラストオーダー
桜の枝葉で草木染め(予約制)
置戸産のエゾヤマザクラの葉や、小枝を煮出した液に布を浸して、綿のハンカチ、または手拭いを草木染めにします。
折り畳んだ布を2枚の木の板で挟む「板締め絞り」で、各自がデザインした模様を染め上げます。
対象小学生〜大人 ※小学生は保護者同伴でお願いします。
参加費1,800円(税込)
開催日6月17日(日)
午前の部 11:00-12:30 定員10名
午後の部 14:00-15:30 定員10名
お申し込みフォーム
参加をご希望される方は、下記のお申し込みフォームに必要事項をご記入の上、ご送信ください。