工業デザイナー、秋岡芳夫が唱える〝一机多用〟の考えを忠実に反映した 「低座の暮らし展」を開催します。低座の暮らしのよさを伝えるギャラリートークや、スツール作りのワークショップなどの関連イベントも同時開催します。低座ダイニングの心地よさをこの機会にぜひお試しください。
店主からのメッセージ
2021年に当店で開催した低座ダイニングの展示会「新和風のすすめ」では、工業デザイナー・秋岡芳夫さんが提案する低座の暮らしを、実際に体感していただきました。
ふだん使っている標準的な高さのダイニングチェアに慣れている方は、最初は違和感があるものの、数分ほど腰かけていただくと、「こんなに足が楽でずっと座ってられるなんて」「テーブルが低いと、気分的にもリラックスできる」と皆さんがおっしゃいます。
今回の展示会では低座ダイニングの居心地のよさをより多くの方々に体感していただけることを願っています。リビングとダイニングで家具を区別せずに、現代的な茶の間スタイルで“身の丈”にあった暮らしをしませんか。
なお、関連イベントとして、モノ・モノの主宰の菅村大全氏を招いてのギャラリートーク、秋岡芳夫らKAKデザイングループが50年前にデザインした椅子作りのワークショップも同時開催します。こちらは予約制となっておりますので、事前にお電話かメールでご連絡ください。
ユーハウス・イング店主 河村信孝
期間中のイベント
会期中、以下の連動イベントを開催します。お申込みやお問合せは、店舗へ直接おたずねください。
ギャラリートーク
工業デザイナーの立場で、いち早く工業化社会・消費社会への警鐘をならした秋岡芳夫。彼が残した数多くのメッセージの中から、身体尺度(ヒューマンスケール)にもとづいたモノ選びの仕方をご紹介します。来場者には写真の文庫本を進呈します(先着10名様)。
暮らしのリ・デザイン~ハンドショッピングのすすめ~
10月15日(日)14:00~14:45 定員10名程度(予約制)
木工ワークショップ
秋岡芳夫らKAKデザイングループが1953年にデザインしたDIY家具を昔ながらの大工道具だけで作ります。重さわずか1.2kg。家中のいろんな場所に持ち運んで使えます。座面高は480mmとやや高め。軽く腰掛けながら作業をするのにちょうどいい高さです。講師は木工家の戸高晋輔さん。
・「杉でつくる家具」公式サイト
挟み脚の丈夫なスツール
11月4日(土)①10:00~13:00(満席) ②14:00~17:00
定員各4名(予約制) 参加費13,200円(税込)
開催場所
〒815-0037 福岡県福岡市南区玉川町5-6
高宮駅から徒歩5分、福岡空港からタクシー約20分