アトリエときデザイン研究所とは
木工芸家・クラフトデザイナーの時松辰夫氏が代表をつとめる工房兼ショップで、1999年に大分県由布市湯布院町で開設された。時松氏は大分県日田産業工芸試験所の出身。同所退職後、東北工業大学の嘱託職員となり、工業デザイナーの秋岡芳夫らと、岩手県や北海道で木工芸を通した町おこしを推進した。
生活を豊かにするデザインを追求した木工品を製作するとともに、手仕事の復権と地域の再生を目指し、80歳をこえたいまも各地で作り手を養成している。これまでに指導した研修生は300名をこえる。著書に『山村クラフトのすすめ―地域資源を生かすデザイン』 (林業改良普及双書 )がある。
募集要項
- <募集人員>
- 若干名
- <研修期間>
- 2年間
- <研修内容>
-
- (1)木工芸品の基礎および応用研修生産に参加することで、より現実的な技術の習得を目指します。
- (2)専門研修生産実習を通じ、「生活工芸」であるクラフトの「用」を考え、ユーザーの目線で、もの作りを目指しクラフトマンシップを習得するとともに、美意識の向上と独立に向けて経済的に自立する能力を身につけます。
- (3)生産とショールームでの流通、そして器と料理の関係を学ぶことも研修課題とします。
- (4)時松辰夫が講師となり、定期的に勉強会を開催します。
- <応募資格>
- ・25歳以上、45歳までの心身ともに健康な男女
・もの作りに意欲・興味がある者
- <募集期間>
- 定員に達し次第締切
- <応募方法>
- (1)履歴書
(2)志望動機
上記2点を郵送または持参してください。書類審査を通過した方のみ、面接の連絡をします。
- <待遇について>
-
- ・朝昼晩3食を工房で提供します。器と料理の関係を学ぶため、当番制で食事の準備をお願いしています。
- ・研修期間中の住居は当社で用意します。
- ・傷害保険加入済み。社会保険は適用されません。
- ・店舗は年中無休ですが、交代制で休みがあります。
- ・意欲のある人は、研修2年目から生産出来高払いとして収入を得られる場合があります。
本件の問い合わせ先・履歴書送付先
アトリエときデザイン研究所
〒879-5102 大分県由布市湯布院町川上2666番地
電話&FAX:0977-84-5171 Eメール:ateliertoki@ybb.ne.jp
担当:湯田