京都市西京区のインテリアシ末永で企画展「新和風のすすめ」が開催されます。期間中は、秋岡芳夫の「男の椅子」をはじめ、モノ・モノの低座椅子が全点が展示されます。お近くにお住まいの方は、この機会に低座ダイニングの居心地のよさをぜひ体験してみてください。
店主からのメッセージ
当店は家具だけでなく、建物や空間のデザインからカーテンなどのインテリアコーディネートまで、暮らしをよりよくするお手伝いをしています。家具はデザインや品質にすぐれた国産の木製家具を、自分たちが本当によいと思うものを全国各地から集めています。秋岡芳夫さんの「男の椅子」もその中で出会ったひとつです。
秋岡芳夫さんが唱えていたことは、今の時代を生きる私たちでも共感できることが多く、それを50年も前に提唱していたことに先見の明や洞察力の深さに驚かされます。 今回はその中から”一机多用”という暮らし方の提案に焦点を当てて、 そのコンセプトを元にデザインされたリビング・ダイニング兼用の低座椅子やテーブルを一堂に会して展示します。
皆さんにもこの機会に実際に「低座の暮らし」に触れていただき、秋岡芳夫さんの言葉や製品を通じて、いろいろな気付きや共感を得ていただければ幸いです。 (インテリア末永店長・末永卓也)
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期間中のイベント
会期中、以下の連動イベントを開催します。お申込みやお問合せは、店舗へ直接おたずねください。
ギャラリートーク
工業化社会にいち早く警鐘を鳴らし、生活文化の見直しを説いた異能の工業デザイナー、秋岡芳夫。彼の最晩年の著作から住まいや家具に関する言葉をご紹介します。当日は、モノ・モノ主宰の菅村大全、建築家の三澤文子、家具デザイナーの笠原嘉人が登壇します。来場者には写真の文庫本をもれなく進呈します。
『新和風のすすめ』復刊記念トークイベント
~秋岡芳夫が唱える「一机多用」の暮らしとは~
2月21日(日)14:00~15:30 定員10名(予約制)
※緊急事態宣言発令により開催日が上記に延期されました。
※新型コロナウイルスの拡大状況によって、中止となることがあります。
木工ワークショップ
秋岡芳夫らKAKデザイングループがデザインしたDIY家具の2WAYスツール。置き方によって高さが変わりサイドテーブルにもなるこのスツールを。ノコギリで木を切るところからはじめる本格ワークショップです。 大阪在住の木工家・賀來寿史さんが講師をつとめます。
杉とノコギリで2WAYスツールを作ろう
2月14日(日)13:00~17:00
定員3名(予約制) 参加費6,000円(税込)
※緊急事態宣言発令のため開催日が上記に延期されました。
※新型コロナウイルスの拡大状況によって、中止となることがあります。
開催場所
京都府京都市西京区上桂三ノ宮町13-4
阪急桂駅より徒歩15分、阪急上桂駅より徒歩10分