工業デザイナーの秋岡芳夫が収集した大工道具や古民具を展示する「手で見る 手で知る 日本の道具」が、10月13日(土)から11月25日(日)まで、北海道常呂郡置戸町の「どま工房」で開催されます。日本人の繊細な手の感覚から生まれた生活道具や大工道具、秋岡芳夫が提唱した身度尺を体験できる生活道具などを実際に手で触れることができます。
企画担当からのメッセージ
「日本人は手で買い物をする」と秋岡芳夫先生が著作で記しているように、日本人が生活道具を選ぶ際に重んじるのは、そのものの姿、形の美しさだけではなく、手なじみのよさではないでしょうか。今回の企画展では、「比べてみよう! 持ちやすい大きさは?」「手の動きを知ろう!」「手が作る生活の道具」という、3つのテーマをもうけ、日本人が手の感覚を持って製作した道具や、手を使って製作された道具など、「手」に焦点を当てた資料の展示を行います。会期中は杓子作りのワークショップも行います。親子でお越しください。(どま工房研究員/那珂琴絵)
関連企画ワークショップ「手道具を使って 手の道具をつくろう」
企画展の内容に関連したワークショップを10月と11月に行います。今回は手が作る生活の道具を実際に体験していただくために、手道具を使って木杓子を作ります。ワークショップは床に座って行います。
- 日時
- 1回目 2018年10月28日(日)
2回目 2018年11月4日(日) ※親子限定
3回目 2018年11月18日(日)
各回12:30~16:00
※11月4日は親子2名1組の単位でお申込みください。
詳しくは置戸町のホームページをご覧ください。