お知らせ

2016.11

12月1日(木)|富田一彦「トミタリア展」開催のお知らせ

プロダクトデザイナー・富田一彦の個展を、12月1日(木)から18日(日)までモノ・モノで開催します。富田氏は2010年まで、20年以上にわたってイタリア・ミラノを拠点に活動し、グッドデザイン賞、ドイツ・デザインプラス賞など多くの国際賞を受賞。また、イタリアのCOVO社やローマ大学ID科非常勤講師を担当。現在は世界18カ国、120カ所以上の産地や作り手と連携し、使い手の生活に寄り添う、ユニークなプロダクトを生み出しています。

じつは富田氏はモノ・モノ創設者の秋岡芳夫と深い縁があり、今回の開催につながりました。2人は同じ大学の出身。富田氏は在学中、秋岡木工塾に通いつめ、その後の人生に大きな影響を受けました。富田氏に海外留学をすすめたのも秋岡芳夫だったそうです

ちなみにトミタリアとは「トミタ」と「イタリア」を掛け合わせた造語。「みずからのプロダクトを通じ、世界の人々が豊かに結びついてほしい」という願いがこめられています。本展では「秋岡芳夫最後の弟子」を自認する富田氏の作品を一堂に集め、展示販売するとともに、秋岡芳夫の理念が富田一彦の仕事にどう息づいているのか、トークイベントで存分に語っていただきます。

富田一彦(Kazuhiko Tomita)略歴

富田一彦

プロダクトデザイナー、トミタデザイン代表
・トミタデザインホームページ 
http://www.tomitadesign.com/
・インタビュー記事 
https://reallocal.jp/515

1965年 長崎県長崎市で生まれる。
1985年 千葉大学工学部工業意匠学科入学。在学中に工業デザイナー・秋岡芳夫の木工塾に通う。
1992年 ロンドン・Royal College of Art(王立美術大学院)を修了。
1993年 イタリア・ミラノにアトリエ「意匠二次元半」を開設(2005年にトミタデザインに改称)。
2011年 東日本大震災を契機に日本へ活動拠点を移す。
2015年 長崎県美術館の主催で「トミタリア-富田一彦の世界」を開催。

開催日時

12月1日(木)〜12月18日(日) 11:00〜18:00 水曜日定休
※在廊日 12月1日(木)〜12月4日(日)、12月8日(木)〜12月11日(日)、12月13日(火)

関連イベント

12月1日(木) 18:30~21:00 レセプションパーティー 参加費500円(税込)
12月3日(土) 16:00-18:00 フードイベント 「食べる!トミタリア展」 参加費4000円(税込)
12月4日(日) 18:00~19:30 トークイベント 「トミタリアを語る」 参加無料
12月11日(日) 18:00~19:30 トークイベント 「師・秋岡芳夫を語る」 参加無料

※各イベントの詳細は、Facebookページでお知らせします。