モノ・モノで今年3回にわたって開催されたコド・モノ・コト研究会。その成果をもとにした展覧会が11月23日(水)から5日間、モノ・モノで開催されます。展覧会のタイトルは「コドモあそび家」。11人のデザイナーと考えた11のヘンテコなあそびをテーマに、体験型の作品展示やワークショップ、グッズ販売も行われます。

パーツを組み合わせて文字を作る「エモージ」、円形をした階段型遊具「ヒマワリエンドレスステップ」、プロジェクターを利用した次世代のにらめっこゲームなど、ユニークな内容が目白押し。ワークショップは予約制で、コド・モノ・コトのホームページからお申込みいただけます。

開催日時

11月23日（水・祝）〜27日（日）　10:00～18:00
レセプションパーティー　11月25日（金）　18:00〜20:00（予約不要）



イベントの詳細・お問合せ

コド・モノ・コトのホームページをごらんください。
http://www.codomonocoto.jp/event/2016/11/-.html

主催者からのメッセージ

2005年5月5日からはじまった「コド・モノ・コト」の活動。10年間にわたり、デザイナーが中心となって、コドモといっしょの暮らしを、展覧会やワークショップを通じて考えてきました。そこから少しずつあったらいいなと思えるモノも生まれ、共感する人に手渡せるようになってきました。今年、11年目になるにあたり、これまでの10年間をふまえ、これからの10年を見据えて、気持ちもあらたに活動をはじめたいと思います。

実は、「コド・モノ・コト」の活動は、秋岡芳夫さんがはじめた「モノ・モノ」から影響をうけています。「モノ・モノ」のコドモ版ということで、最初は「コド・モノ・モノ」でした。モノだけじゃないだろうとコトを入れて、「コド・モノ・コト」になった経緯があります。「モノ・モノ」は、物であり者でした。そして、ノモノモでもあったようです。活動拠点の中野にある「モノ・モノ」は、昨年4代目のオーナーに変わり、リニューアルして活動が継続しています。

さて、前置きが長くなりましたが、今年「コド・モノ・コト」は、このリニューアルした「モノ・モノ」で活動をはじめます。5月、6月、7月の月1回の研究会を経て、11月末に展覧会とワークショップを開催します。コドモのこと、デザインのこと、暮らしのこと、道具のこと、一緒に体験し、考えてみませんか。

（デザインディレクター・萩原修）