21
家具デザイナー、ブルーノ・マットソンを語る会を開催します
スウェーデンを代表する家具デザイナー、ブルーノ・マットソン。生涯にわたり、安楽椅子の可能性を追究したデザイナーの仕事をふり返る会を、8月4日(木)19時からモノ・モノで開催します。
ゲストは藤川征輝さん(71歳)。天童木工の元デザイナーで、現在は東京・吉祥寺でギャラリーを運営している方です。藤川さんはスウェーデン留学時に、日本では無名の存在だったマットソンと出会い、名作「マルガリータ」をはじめ、マットソンの一連のシリーズを天童木工で製品化するのに尽力されました。
今回の会は、少人数のサロン形式で行います。ビール片手にリラックスした雰囲気で、ゲストとのトークをお楽しみください。会場には藤川さん所有の貴重な資料や、マットソンの安楽椅子も展示する予定です。
※ページ下の申込みフォームよりご予約をお願いします。
ブルーノ・マットソンとは…
建築家、家具デザイナー。1907年スウェーデン・ヴェルナモ生まれ。家具工場を営む父のもとに生まれ、幼い頃から家具作りに親しむ。生涯にわたり、椅子の安楽性について研究を行う。1934年にスウェディッシュモダンの代表作と称されるラウンジチェア、EVA(エヴァ)を発表し、高い評価を得る。1974年からたびたび日本を訪れ、天童木工と共同開発で安楽椅子の名作をいくつも残している。1981年にスウェーデン政府よりプロフェッサーの称号を授与。1988年没。
トークの内容
・自己紹介
・モノ・モノとの接点
・マットソンとの出会い、人物紹介
・天童木工での開発エピソード
・マットソンのデザイン哲学
・椅子の構造解説(実物を見ながら)
ゲストプロフィール
藤川征輝(ふじかわ・ゆきてる)/モノギャラリーオーナー
1945年東京都生まれ。武蔵野美術大学造形学部工芸工業デザイン科卒業。大学の担当教授は工業デザイナーの豊口克平。1968年に株式会社天童木工入社。1973年に一時休職し、スウェーデンへ留学。ステネビースコーラン工芸デザインコース短期スクーリングを卒業。復職後、天童木工の開発部でブルーノ・マットソンのMAシリーズや佐々木敏光のGLシリーズの製品化を担当。1990年にフリーランスデザイナーとして独立。武蔵野美術大学やデザイン専門学校の講師を歴任。2002年に東京・吉祥寺にモノギャラリーをオープン。
日時・場所
日時:8月4日(木) 19:00〜21:00
参加費:税込1000円(ワンドリンクつき)
場所:モノ・モノ(JR中野駅徒歩3分)
定員:15名(予約制)
イベントお申込みフォーム
本イベントは終了しました。