店主からのメッセージ
10月に再開した企画展は、お陰様で思い掛けず、多くの方にご来廊いただきました。お便り、お電話での励ましも頂戴し、いろいろな方の支えでここまでやってこられたことを実感しました。改めて心より御礼申し上げます。
さて、本年最後のお知らせは、3回目になる伏見家の手仕事展です。中心は、もちろん伏見眞樹さんの普段使い。共に漆修業をした昌子夫人の協力のもとに創り出される定番のカトラリーと漆の器。更に2015年の“1万本達成記念展”以後に生まれたカトラリーや器などの新作も加えてご紹介します。
出産・育児で制作からしばらく離れていた長女の晴日さんも、螺鈿(らでん)、蒔絵(まきえ)など漆の技法と彫金の技術を活かした、小粋なアクセサリーで復帰。
いまだ不安が続く日々ですが、お馴染みの作り手さんのいつもと変わらぬ催しで一年の幕が閉じられそう、と、ちょっと、ホッとしているところです。十分ご注意のうえ、お運びいただければ幸いでございます。なお、会期中の水曜日は「予約の日」です。前日までにお電話をください。他のお客様と重ならないように、時間などの調整をさせていただいて、お待ちします。(高森寛子)
開催場所
スペースたかもり 東京都文京区小石川5-3-15 一幸庵ビル302
東京メトロ・丸ノ内線 茗荷谷駅から徒歩3分