「秋岡芳夫展−暮らしを楽しむデザイン」開催のお知らせ

秋岡芳夫の故郷、熊本県宇城市の不知火美術館で、1月5日(金)から2月4日(日)まで、秋岡芳夫の収集した日本の古民具や生活道具を中心とする展覧会が開催されます。

開催日時
2018/01/05(金)〜02/04(日)
開催場所
宇城市不知火美術館
秋岡芳夫展会場の様子

秋岡芳夫の生まれ故郷、熊本県宇城(うき)市が運営する不知火(しらぬい)美術館で、1月5日(金)から2月4日(日)まで、秋岡芳夫の回顧展が開催されます。

宇城市といえば、世界文化遺産となった三角西港など観光客も訪れる港町ですが、先の熊本地震で大きな被害を被った地域。同美術館も地震の影響により長期休館していましたが、修復工事を終え、7月より運営を再開しています。

本展では秋岡芳夫が手仕事の魅力を伝え、物の選び方や多様な使い方などくらしを楽しむ提案を行った工芸品や秋岡芳夫がデザインした家具などを展示。くわえて秋岡芳夫の父で、図書館の発展に尽力した秋岡梧郎氏(京橋図書館や日比谷図書館館長などを歴任)の資料も展示されます。

展覧会のパンフレットを、ダウンロード(PDF/938KB)できます。

学芸員からのメッセージ

今回の展覧会では、熊本県宇城市出身の秋岡芳夫氏がデザインした家具をはじめ、手仕事の魅力を伝え多様な楽しみ方を提案した工芸品の数々を展示します。地域におけるモノづくりや作り手と使い手をつなぐ取り組み、毎日を楽しむくらしの提案についてご紹介します。触れて楽しむことができるものもありますので、実際に手に取りながら秋岡氏からのメッセージを感じてみてはいかがでしょうか。

また秋岡氏の描いた童画や晩年情熱を注いで作り続けた竹とんぼも展示しています。あわせて、本展では日本図書館の発展に寄与した図書館人で、秋岡芳夫氏の父である梧郎氏についても紹介します。

浦田恭代(宇城市教育委員会・教育部文化課文化振興係)

本展のお問い合わせ先

宇城市不知火美術館 
TEL:0964-32-6222
〒869-0552 熊本県宇城市不知火町高良2352 
JR九州 松島駅下車 徒歩8分。JR博多駅からは九州新幹線利用で約90分。

アクセス方法はこちら。
http://kumamoto-museum.net/shiranuhi/

宇城市不知火美術館
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